抜毛症で髪の毛がなくなってしまい、美容院に行くのが恥ずかしい
髪の毛がない自分が美容院へ行っても、できる髪型なんてなくて美容師さんを困らせてしまうかもしれない
『こんな頭で美容室来たのか』と思われてるかもしれないと思うと、恥ずかしくていけない・・・
この記事を書いたのは
抜毛症だから迷惑と思う美容師さんはいない
ポイント
抜毛症だからといって美容院で恥ずかしいことはない。
なぜなら頭や髪の毛に悩みを抱える人は結構いるから
抜毛症だと自分だけがこんなにひどい髪の毛なのかもしれない・・と悩んでしまいますよね。自分の心の痛みは他の人にはわからないもの。どうせ自分なんて・・と落ち込んだりはしていませんか？でも少し世界を広げて考えてみてください。抜毛症にも程度がありますし、自分よりもひどい症状の人も世の中にはいるはずです。なかなか癖を止められなくて何十年も抜毛症だという人もいるでしょう。
抜毛症の人はどれくらいいるのか
抜毛症は人口の１～２％がなると言われています。
参考
人口の約1～2％にみられる病気で、そのうちのおよそ90％は女性です。発症年齢は子供や思春期に多いとされていますが、最近では成人男性が発症するという例も増えています。
参照：https://challenged.ahc-net.co.jp/library/trichotillomania/
また、髪の毛にまつわる症状で円形脱毛症というものがあります。私の夫もストレスで２年ほど円形脱毛症になりました。突然パラパラと髪の毛が抜け落ち、１０円ハゲが500円ハゲくらいになってしまったのです。円形脱毛症も結構な数の人が患っています。
参考
円形脱毛症の頻度は人口の1～2％と推測され、この頻度は日本のどこでも、また米国でも同じで、社会情勢が変わっても変わりません。
人口の１～２％というと、日本人の120～240万人くらいは円形脱毛症ということになり、抜毛症も同じくらいの人数になる計算です。
抜毛症でも美容院に安心して行くには
人口の２％が抜毛症だとしたら、自分の身近な人にも美容院に行くのをためらっている人はいそうですね。シラミや皮膚の炎症で髪の毛に悩みを持つ人もいるでしょう。抗がん剤で闘病中の人も同じように悩んでいるかもしれません。
自分の辛さは自分にしかわからないものですから、いくら『同じ悩みを持つ人はいる』と言っても前向きにはなれませんよね。私が言いたいのは、同じような悩みを持つ人がこれだけいるということは、美容師さんはそのようなお客さんを何度も経験されているのではないか、ということです。経験を積んだ美容師さんのいる美容院なら抜毛症のお客さんを担当することもあり、目立たせない方法やより自然に見せるカット方法を知っているかもしれません。
実際、円形脱毛症の夫は初めて行く美容院で綺麗にカットしていただきました。自然に目立たせず本人も安心したと言っていました。
参考
美容師さんは1日に何十人の髪を切っています。もっとひどい人だっているし、客を笑ったりするはずありません。何より、その何十人の中の一人のことは、記憶にとどめることはないでしょう。
参照：https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13183859883
大きな総合病院の中にある美容院に行くのも一つのアイデアです。なぜなら、病院の中なら色々な悩みを持つお客さん（＝患者さん）が来店するため、抜毛症の頭は珍しいことではないからです。
参考
入院した病院の中に散髪屋さんがあったのでそこでカットしてました
場所柄患者さんが多く店員さんも慣れているので普通に切ってくれますよ
参照：https://women.benesse.ne.jp/forum/zboca040?CONTENTS_ID=0104040Z&MESSAGE_ID=110007&SEARCH=no
美容師さんは髪の毛のプロです。絶対にあなたを陥れたりあざ笑ったりすることはありません。なぜなら抜毛症などで髪の毛や頭に悩む人は全国にかなり多くいて、美容院で悩みを相談したりしているからです。それでも『変な目で見られそう・・』と心配な場合は、経験の豊富な美容師さんに頼むと良いかもしれませんね。どの美容院でも抜毛症の人を拒むことはありません。今の時代、人を選ぶような美容院はあり得ませんから安心して行ってみてください。
抜毛症の場合どのように美容室に伝えると良いのか
抜毛症ということは予約のときに伝えておくほうがベターです。抜毛症であることを伝えておき、配慮してほしいことを知ってもらえるだけで当日の緊張も少し和らぐからです。
- 窓際ではなく奥の席にしてほしい
- なるべく空いている時間にしてほしい
少しでもリラックスして受けられる環境をお願いできますから電話であらかじめ連絡してみると良いでしょう。
『髪の毛が薄くて悩んでいるので奥の席にしてもらえると嬉しいです』
『髪の毛の薄毛に悩んでいるので、空いている時間帯に行きたいです』
など『抜毛症』と言いたくない場合はやんわり伝えても良いと思います。
髪型について相談する時は
『薄い部分が気にならない・カバーできる髪型にしてください』と伝えることは重要です。ロングヘアなら分け目や前髪の有無などでヘアスタイルも変わりますし、ショートヘアもさまざまです。美容院はなりたい髪型になれる場所でもあり、髪の毛の悩みを解決する場所です。安心して要望を伝えましょう。
なるべく早く生やして生え揃ってから行きたい
抜毛症で抜けた部分をなるべく生え揃ってから美容院に行きたいなら、抜毛癖女性のための薬用発毛促進剤・トリコチロアール を試してみてはいかがでしょうか？
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安心して美容院に行くために自分でできること
抜毛症は美容院に行くと迷惑なのか？まとめ
抜毛症の髪の毛をさらけ出して美容院に行くには勇気がいりますよね。できれば抜毛症の話題に触れてほしくない・・・止めたくても止められないもどかしさは自分が一番自覚していますもんね。人口に対して相当数の人が抜毛症や円形脱毛症に悩んでいることから、美容院で働く美容師さんはそれほど驚かないし、ましてや迷惑とは思っていないでしょう。
もしもどの美容院に行こうか迷っている場合は
- 経験の豊富な人がやっている美容院（長い経歴）
- 大きな病院の中に入っている美容院
このような美容院を狙ってみてはいかがでしょうか？
抜毛症の悩みから解放されたい思いは誰もが同じだと思います。悩みを丁寧に聞いてくれる美容院に出会えると良いですね。
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今できることから始めよう