パップテントは無骨でカッコよく、設営も簡単なことからソロキャンパーに人気のテントです。ポリコットンならテントの下で焚き火もでき、コンパクトなキャンプを楽しむことができます。元は軍人のためのテント。コンパクトでパーツも最小限、設営が簡単であることが特徴です。
パップテントのサイズ選び
パップテントは無骨でかっこいいデザインで、ソロキャンパーにとってあこがれのテントとも言えます。元は軍隊のテントだったものの、今はさまざまなメーカーからサイズ・素材も幅広く展開しています。パップテントはコットンやポリコットンが主流でしたが、今は軽量のナイロン素材も充実。自分に合ったパップテントを見つけましょう!
各メーカーから発売されているパップテントのサイズは以下のものが多いです。
- 横幅300~360cm
- 奥行き140~200cm
- 高さ100~130cm
2人で使うならゆったりとした空間であることは重要です。元は軍隊のテントであったため『すぐに設営できすぐに撤収できる』ことがパップテントの生まれた所以ですが、今はより快適に過ごすために蚊帳やグランシート、焚き火台など一工夫して使うのがおすすめです。
2人用パップテントのベストサイズはこれ!
パップテントを選ぶ際、たとえソロキャンプが目的でも余裕のあるサイズ感がオススメです。パップテントの2人用として販売されているサイズでスタンダードなものはこのサイズ。
・横幅350cm
・奥行180cm
・高さ110cm
1人で建てることが容易にでき、かつ余裕のあるゆったりサイズ。パップテントを選ぶ時は上のサイズを参考にすると良いでしょう。
おすすめ2人用パップテント5選
TC素材で無骨を極める
【OneTigris ポリコットンTC ROC SHIELD】
パップテントとしてはゆったりめのサイズ感。ポリコットン採用でテントの下で焚き火が可能です。煙突口布と煙突穴のガード付き、耐火性と防雨性があるのでオールシーズン快適に過ごせます。テントのポールはアルミ合金で軽量なのも嬉しいところ。設営が簡単でソロキャンでも難なく組み立てられます。耐水圧300mm~400mmとTC素材の中では標準仕様。防カビ加工も施され、お手入れも簡単です。
調節可能なサイズ展開
220cmx200cmx420cmx160cm
280cmx460cmx140cmx125cm
これだけ広ければ2人でもゆったりとすごすことができます。カーキやオリーブグリーンなど深い色合いが多いパップテントの中でも、よりナチュラルな色合いも目を惹きますね。人と被りたくない人におすすめです。
パップテントとしてはゆったりめのサイズ感。ポリコットン採用でテントの下で焚き火が可能です。カーキやオリーブグリーンなど深い色合いが多いパップテントの中でも、よりナチュラルな色合いも目を惹きますね。人と被りたくない人におすすめです。
2人用としてちょうど良いサイズ感かつ無骨なデザインを貫いたモデル。フライシートはコットン100%ですが撥水加工を施しているため手入れは難なくできるのが嬉しいところ。地面につく部分はTC素材なので安心です。コットン100%は手入れが大変だからと敬遠されがちですが、素材を使い分けた賢いデザインは本格的な無骨さを求めるキャンパーに人気です。グランドシートが標準装備で付いています。
おしゃれなパップテントを探している人におすすめなのがYOKAのCABIN。パップテンとベイカーテンとを掛け合わせたようなデザインです。素材はTCを採用し、薪ストーブ用の煙突ポートも標準装備。アシンメトリーなスタイルで、フル・ハーフ・サイドオープン等、多彩な張り方ができるのが魅力です。誰とも被らないパップテントを探している人におすすめです。
ナイロン軽量素材で手軽に楽しむ
ナイロン製の軽量なパップテントです。重さわずか730g!2人用のパップテントとして十分な広さがあり、のびのびと足を伸ばせる広さも魅力的。防水コーティングは30000mmのコーティングがなされていますので、雨の日のキャンプも安心です。別売りのメッシュテントと一緒に使うことで快適に過ごすことができます。
OneTigris | TOMOUNT | YOKA CABIN | テンマクデザイン 炎幕 DX ver.2 |
DD SuperLight A-Frame Tent |
|
価格 | 31,000円 | 27,500円 | 75,900円 | 43,780円 | 26,723円 |
サイズ | 200×420×160 280×460×125 |
360×210×115 | 950×250×250 | フライ:330×190×130 グランドシート:190×94 |
345×150×115 |
収納サイズ | 58×20 | 60×17 | 62×26 | 29×14 | |
重さ | 7.4kg | 7.35kg | 12kg | 8.3kg | 0.73kg |
付属品 | テントペグ14 ガイライン10 ポール4 煙突専用ガード スタッフサック |
テントペグ16 ロープ4 サポートポール2 前室ポール2 内帳/外帳1 収納袋 |
サブポール ロープ 収納バッグ |
グランドシート キャノピーポール2 ペグ15 張り綱7 収納ケース |
別売り DDハイキングポール DD SuperLight A-Frame メッシュテント |
耐水圧 | 300〜400mm | 3000mm | |||
素材 | TC(ポリコットン) | TC(ポリコットン) | TC(ポリコットン) | フライシート サイドウォール マッドスカート →コットン(撥水加工) マッドスカート(サイド・リア) →TC |
ナイロン |
おすすめ度 | |||||
キャンパー必見!関東で行くならこのキャンプ場
星の降る森
おすすめするのは星の降る森です。沼田インターから5分の距離でアクセス抜群。施設も綺麗なので子供づれでも安心してキャンプを楽しめます。
私がこのキャンプ場をおすすめする最大の理由は近くに超巨大な道の駅があるから!
この道の駅、只者ではありません。
- ブルーベリー畑では詰み放題(しかも無料!)
- 芝生のソリで子供大はしゃぎ
- 道の駅とは思えないほどのおしゃれなお店たち
まるでアウトレットのような雰囲気の道の駅は、グルメももちろんスイーツも充実していて、私はピザを買って芝生でのんびり家族でランチを楽しみました。キャンプ場の近くにこんな魅力的なスポットがある星の降る森は絶対一度は行ってほしいキャンプ場です。
地域別おすすめキャンプ場
筆者は関東在住ですので、全国のキャンプ好き仲間に聞いた、ファミキャンにおすすめのキャンプ場をまとめました。
東北:GETO CAMPFIELD
子供に人気のアクティビティーがたくさんあるキャンプ場で、開放感あふれる草原サイトが人気のキャンプ場です。SUPや気球、ピザ窯での体験など、絶対にやりたいことが見つかるキャンプ場!
東海:富士ヶ嶺おいしいキャンプ場
このキャンプ場の嬉しいところは『全天候型サイト』と呼ばれるサイトがあること。屋根がある屋外でテントが張れるので、雨や風の強い日でも安心してキャンプを楽しむことができます。自然の成り行きにはキャンプを諦めざるを得ない場合がありますが、この全天候型サイトなら大丈夫!
富士山の麓でのキャンプは格別です。また、おいしいキャンプ場という名前だけあって、キャンプ場で育てた野菜や加工品を楽しむことができますよ。
北陸・甲信越:無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
私も何度も行っているファミキャンにおすすめのキャンプ場です。無印良品が手がけるキャンプ場は、コテージは『無印良品の家』が体験できたり、キャンプサイトも草原・林間が選べて何度行っても新鮮な気持ちでキャンプが楽しめます。売店にはお馴染みの無印商品が販売されており、いざという時に便利です。湖畔に隣接している標高の高いキャンプ場は過ごしやすく、近くに銭湯もあるので家族で思う存分楽しめます。カヌーや釣りを楽しむも良し!
関西:ACN南紀串本リゾート大島
露天風呂あり、絶景の海ありの広大なキャンプ場。人気のアクティビティーも満載!シーカヤック体験やSUP、シュノーケルスクール、体験ダイビング、ホエールウォッチングから洞窟探検が楽しめます。中でもトルコランプは橋杭岩道の駅前、橋杭ICO(姉妹店)で体験できます。夜は満点の星空が眺められるので、夏休みの自由研究にもピッタリです。これだけ多くの楽しみがあれば飽きることなく何泊もできちゃいますね♪
中国・四国:たけべの森公園オートキャンプ場
広大な芝生エリアのフリーサイトがオープンし、より過ごしやすくなったというたけべの森公園オートキャンプ場です。オートキャンプ場という名前だけあって、区画サイトは全てAC電源付きで車も1台横付けできます。標高250mという閑居なので虫も少ないと評判です。こちらも夜の星空が絶景!
九州:スノーピーク奥日田(旧椿ヶ鼻ハイランドパーク)
キャンプギアブランドとしては日本一!?とも言えるスノーピークの直営キャンプ場です。キャンプ場内の直営店もあり、憧れのギアを見て触れて確かめることができます。標高950mと完全に山中にあるので自然を思い切り楽しむことができます。トイレは水洗温座、ハイシーズンにはお風呂営業もあります(風の館)。手ぶらプランもあり初心者や小さいお子さんがいるファミキャンでも安心して過ごすことができます。
お気に入りのテントで今年の夏はキャンプを思う存分楽しみましょう!